【看護師のつぶやき⑤〜超音波検査の巻~】
2012年5月18日
気がついてみれば、
五月になっていました!
今年は、まだ寒かったり
雨が多かったりと
落ち着かないお天気が続きますが
みなさま、
いかがお過ごしでしょうか(*^^*)
さてさて、お久しぶりの今日は、
超音波検査のお話をしようと思います。
超音波、またの名をエコーと言いますが、
検尿の次によく行われる検査です。
泌尿器科で行う超音波検査で
どんな事がわかるかというと…
おしっこを出した後にちゃんと
膀胱の中が空っぽになっているか。
もしも、残尿があれば、
どのくらい残っているか。
腎臓や膀胱に結石やできものはないか。
前立腺の大きさはどのくらいか。
などを、確かめる事ができます。
では、検査の方法はといいますと、
まず、ベッドに仰向けで寝て頂き、
お腹を見せて貰います。
腎臓を見せて頂くときは
うつ伏せをお願いすることもあります。
そして、腎臓や膀胱のあるところに
ゼリーを塗ったプローブという器械を
あてます。
この、プローブを
どう言葉で説明すればよいのか
いつも困ります(^^;;
写真を載せることが出来れば良いのですが、
それも叶わず…すみません(>_<)
さて、このプローブをお腹に当てれば
すぐさまモニター画面に
お腹の中の様子が映ります!
わたしは初めて超音波で腎臓を見た時、
解剖図で見た時と同じように、
そら豆形がしっかり見えていたので
ちょっと感動しました(*^^*)
お腹の様子を確認出来たら、
ゼリーを拭き取って終了です。
数分で終わりますよ(^^)
ちなみに、
膀胱の中にできものや結石などが無いかを
確認したいときには、
「蓄尿エコー」といって、
おしっこを溜めた状態で
超音波をさせていただきます。
おしっこをした後は、
膀胱がぺっちゃんこになるので
(膨らんでいた風船の空気が抜けて、
ふにゃふにゃになっているイメージ)
様子が良くわかりません(^^;;
そこで、
おしっこを溜めて頂くと、
膀胱が膨らんで、
(風船が膨らんでいるイメージ)
膀胱の中が良く見えるようになります!
どのくらいおしっこが溜まっているかも
調べる事が出来ます(^^)
泌尿器科の診察や治療は、
身体の外から見ていてもわからない
腎臓や膀胱、前立腺が標的になる事が多いので、
そんな身体の中の事をパッと映しだしてくれるので、
ほんとに優れモノです(*^^*)
しかも、
痛みを伴ったり、被曝したりしませんし、
特別な準備もいらないので、
(蓄尿エコーの時には、
おしっこを溜めて来て頂く必要は
ありますけれども…)
検査を受けていただく患者さんはもちろんのこと、
検査をさせて頂く私達にも、
とても安心で優しい検査です(*^^*)
日々診察についていると、
超音波は泌尿器科の診察室に
かかせない物だなあ~!
頼りになる相棒だなあ~!
と感じています(*^^*)
……わたしも先生から
そう思ってもられるように
頑張りま~すf^_^;)